今回は、「ドラゴンボール ゲキシンスクアドラ」のレビューになります。本作は、ドラゴンボールの世界観を題材にした「MOBA」ゲームとなっており、ドラゴンボールでは初の「チーム対戦アクションゲーム」ともなっている模様。
昨今はMOBAゲームのジャンルも増えていて、それぞれに独自の特徴があるゲームが増えてきており、本作は他のMOBAと比べて、とっつきやすいゲーム設計になっていると感じました。
その魅力をタップリと紹介していきます!
ドラゴンボールゲキシンスクアドラの内容

本作は4VS4のチーム対戦ゲーム、いわゆる「MOBA」ジャンルのゲームになっています。プレイヤーは、悟空、ベジータ、悟飯など、ドラゴンボールお馴染みのキャラを使って、相手陣地にあるドラゴンボールを目指して戦います。
それぞれのキャラには通常攻撃の他に、4つの技があり、3つの通常技、そして相手に大ダメージを与える超必殺技の計4つが用意されている。これらを駆使して相手を倒していくのですが、気を付けなければならない点があります。
それは、キャラにはそれぞれ得意不得意があり、これを把握しているかいないかで勝敗が大きく変わってくる、という点です。例を挙げるなら、「ピッコロ」というキャラは遠距離攻撃が優れており、相手の交戦範囲外から火力の高い攻撃で、相手の体力を削る事が得意です。
しかし、ピッコロの近距離の攻撃手段は通常攻撃しかなく、接近されると打つ手があまりなく、火力の高い近接系キャラと交戦したらほぼ確実に負けてしまいます。そうならない為にはどうすればいいのか、それは耐久力に優れているキャラに助けて貰う事です。

例えば、ベジータのような体力も高く攻撃手段も豊富なキャラの後ろに立ち、ベジータが敵の攻撃を受けつつ攻撃を仕掛け、相手の体力が減った所にピッコロが通常技などで、敵を確実に倒していく、という戦法がシンプルではありますが、ピッコロの長所を生かせる立ち回りが取れます。
このように、キャラの持ち味を生かす為、弱点を他のキャラが補って相手を倒して勝利を掴むのがこのゲーム、ひいてはMOBAというゲームの醍醐味になっているのです。
残念ながら、本家ドラゴンボールみたいに単身キャラが突っ込んで熱いバトルをするという事は、このMOBAというジャンルにおいてはほぼ不可能でしょう。味方と協力する事が勝利の絶対条件なのです!
ドラゴンボール ゲキシンスクアドラのゲームルール

ここでは、ドラゴンボールゲキシンスクアドラのルールについておさらいしておきます。
まず敵味方はそれぞれ4人で、ダメージ2人、タンク1人、テクニカル1人の計4人で戦っていきます。
ダメージ1人、タンク2人、テクニカル1人みたいな変則的な構成は、今の所は出来ません。
フィールドは自陣から伸びるレーンが2つあり、それぞれ「上レーン」「下レーン」と分かれています。
それぞれのレーンの道中には門番の様な役割のキャラ「破壊神」が2体ずつ、計4体配置されていて、その4体全てを破壊するとこのゲームの目標である、相手のドラゴンボールの場所に到達する事ができます。そして、相手の陣地にあるドラゴンボールを先にゲットしたチームが勝者となります。
ゲーム開始時は互いのプレイヤーはレベル1から始まり、道中にいるザコ敵、相手プレイヤーのキルで経験値を獲得し、レベルを上げていって技を強化してキャラを強くしていくのですが、これがかなり重要!!相手チームよりも先にレベルを上げる事が、戦闘で有利になる事が勝利への必須条件だからです。

さらに、本作では一定時間になると「ボス」と呼ばれるキャラが出てきます。このボスを倒すと、破壊神へのダメージがアップする等、様々な恩恵が受けられます。ボスは試合中「4体」出現し、ボスを複数体倒したチーム側には、より大きい恩恵を受ける事が出来るので、ボスの獲得はほぼ必須となっています。なので、ボスが出現したらチームで倒しに行く事をオススメします。
ですが、ボスを倒しに行くのに夢中になって、自陣の破壊神の防衛が疎かになり、相手に攻められる事にも注意しなければなりません。ボスにアタックするにしても、1人は破壊神の防衛に回っておいた方がいいでしょう。
以上が、大まかなドラゴンボールゲキシンスクアドラの試合のルールとなっています。
ドラゴンボールゲキシンスクアドラのオススメポイント
ドラゴンボールのキャラで共闘が楽しめる!

ありそうでなかった、ドラゴンボールのキャラ同士が協力して戦う、「チーム対戦」が楽しめるのが、本作の一番の魅力でしょう!例えば、「悟空×フリーザ」や「クリリン×18号」などが同じチームになる事があって、ドラゴンボールファンなら、一度は夢見た共闘が楽しめます!
このような夢の組み合わせは、意外と性能的にマッチしているキャラが多く、エンジョイで楽しむだけでなく、ガチで戦闘をしたい方も有名キャラの共闘を楽しみながらゲームが出来るのも、嬉しいポイントです!
ドラゴンボールのスピード感ある戦闘が失われていない!

MOBAゲームの特徴として、戦闘のテンポが他のゲームに比べちょっとゆったりしている、という特徴があります。これは悪い意味ではなく、MOBAという俯瞰的に試合状況をみて戦術を考えるゲームでは、戦闘のテンポはちょっと遅いぐらいがちょうどいいという利点があります。
しかし、これをドラゴンボールでやってしまうと、あの原作やアニメで見られるスピード感溢れる戦闘が失われてしまい、ドラゴンボールの魅力が半減してしまいます。
しかし、本ゲームではそのような事はなくスピード感溢れる戦闘を、ちゃんとMOBAのゲーム性にマッチさせたハイスピードな打撃戦やラッシュの応酬で楽しませてくれます。拳と拳が交わるラッシュ時の戦闘もちゃんと再現されていて、非常に感心しました!
ドラゴンボールゲキシンスクアドラの気になるポイント
迷惑行為について
自分、もしくは味方がやられてしまうと、そこに向かって指示チャットを連投する場面が見かけられます。おそらく、注意をする為だとは思いますが、あまりにも度を越した連投を見かける事が多々あります。
自分にやられるのは勿論いやですが、チーム内の味方がやられているのを見るのもかなりあれですので、ぜひ、指示の連投やスタンプの連投は出来ない仕様にしてほしいと思います。
終盤戦について
終盤戦に相手がボスを複数体取っており、こちらが押され始めるとほぼ逆転が不可能です。さらに、破壊神を全て倒した後のドラゴンボールを守る、「ドラゴンシェル」を破壊されると、ほぼ確実に詰みです。
もう少し、終盤戦の逆転要素があっても良かったのでは?と感じてしまいます。ドラゴンシェルは一度破壊されても一定時間経ったら復活する等、終盤戦でも楽しめる取り組みは必要に感じました
まとめ

ドラゴンボールのゲームはこれまで、数多くの作品が出ていますが、ここまでチーム戦を押した作品はこの「ドラゴンボールゲキシンスクアドラ」が初めてではないでしょうか。そして、そのチーム戦の醍醐味を、ドラゴンボールの世界観とうまく合わせて「ドラゴンボール×MOBA」というゲームに仕上がっていると思います。
ただ、その分チーム戦のセオリーみたいなものを、覚えておかないと敵を全く倒せなかったり、味方に迷惑を掛けたりと、悲惨な目に合う事も。ですが、それを乗り越えれば、今までのドラゴンボールゲームでは、体験出来なかった遊びが待っています!
ぜひ、ドラゴンボールゲキシンスクアドラは無料なので、インストールしてみて遊んでみてください!
